ジャンク品とは?
ジャンク品と言うと、みなさん敬遠してしまいますよね。そもそもジャンク品とはどんな物なんでしょうか?
ジャンク品(ジャンクひん、英語:Junk、故障品と同義)とは、そのまま使える見込みがないほど故障・損耗して、製品としての利用価値を失っている故障品。ゴミ。未使用か中古かは関係がない。 修理したり部品取りなどを行う者もいるが、販売側からの保証はなく返品できない物が多い 。
” WiKiペディアより抜粋”
「ジャンク =故障品」というイメージになってしまいますよね。実際に壊れている物もありますが、そうでない物もあります。
パソコンに関して言うと、
①壊れているもの
②そのままでは使えないもの
こうなるのではないかと思います 。
①の方は部品取りと言われる物ですね。同じ型式や互換性のある物だと必要な部品をとれます。
②の方は、例えば HDDを抜かれたパソコンだと電源が入っても使えませんよね 。OS(オペレーションシステム )が入っているはずのHDDが無いんですから使い物になりません。でもHDDを入れてあげればOSをインストールすれば使えますよね。こんな感じにパーツを抜かれて使えない物もジャンク品と呼ばれてます 。
又は、パーツは揃っていてもHDDがフォーマットされていて電源を入れてもOSが起動しないものなどもジャンク品として扱われてます。
実際に狙うのはの②のパーツを抜かれてる物です 。
と言うことで今回は、このジャンクパソコンを復活させてみようと言うことになりました。
NEC-JVF6のジャンク品
某パソコンショップのジャンクコーナーに置かれていたノートパソコンNEC JVF-6 (Windows Vistaモデル)
- CPU:Celeron575で、
- RAM:1GB
- HDD:なし
- 電源:なし
- 価格:2,480円
起動しましたにチェックが入っていたので良いのではないかと思い購入しました。
必要パーツの購入
本体のみを購入したので必要パーツを揃えます。この時に何を選ぶかも楽しみの一つです。ジャンク品を揃えるか、新品を購入するかですが、大体はジャンク品か中古で揃えます。この方が楽しみが増えますよね(笑)
電源の購入
まず、現状で電源がありません。この機種はTOSHIBAの15V仕様が代用できるみたいなのでジャンクコーナーで電源を捜索してみると、ありました!
ジャンク品で800円也。
あとは現在でCPUUとメモリーがある状態なので、HDDがあればパーツは揃います。ノートパソコンに必要なハードウェアはCPU・メモリー・HDDです。古いノートパソコンだとCPUはマザーボードに溶接固定されていて脱着できませんでしたが、最近のノートパソコンは脱着交換できるようになっているものもあります。
HDD購入・取り付け
HDDですが日頃からお世話になっているパソコンサポート屋さんから購入しました。
中古HDD:250GB、価格は2500円+送料
いつもありがとうございます。
届いたので取り付けてみましょう。HDDの裏側が見えるようになりますね。インターフェイス部分を差し込みます。
取り付けたらHDDマウントで固定します。HDDにビス 4 本と本体に1本の合計 5本のビスで固定します。
メモリー増設
もともと1GBのメモリーがありましたが、自分で持っていたメモリー1GBを増設して2GBにしました。Windows7-32bitをインストールするので1GBでもいいですが2GBの方が無難でしょう。
最近のノートパソコンのメモリーの増設は簡単ですね。裏のパネルを開けて、溝を合わせて差し込み固定するだけです。
OS(オペレーションシステム)のインストール
パーツが揃ったので OSをインストールしてみます。今回インストールするのはWindows7-Pro-32bit です。電源投入後に[F2]ボタンでBIOSに入ります。
[起動]設定で CD/DVDを一番上に持って行き、インストールDVDを一番目に読み込ませます。順位を帰るのは[F5][F6]ボタンで切り替えます。
変更できたらDVDドライブにWindows7-Pro-32bitのインストールDVDを入れて、[終了]→[変更を保存して終了する]を選択してBIOSを閉じます。
トラブル発生!
順調にインストール出来ていたのですがトラブル発生です!突然のブルー画面!!やっぱり不良品だった!?
放熱板・ヒートシンク・ファンの取り外しとシリコングリス
とりあえず中古パソコンを購入した時にいつもやっていることを試してみることにしました。CPUとGPUの放熱状態の確認です。画像の赤〇の7ヶ所のビスを外すと放熱板・ヒートシンク・ファンが外れます。
取り外してみるとCPUとGPUが放熱板と縁が切れていたような状態でした。画像は放熱板・ヒートシンク・ファンを外して裏返したところです。密着部をきれいに拭いた後の画像です。
CPUとGPUの白くなっている部分がシリコングリスです。塗れたら元に戻します。
インストール成功
もう一度インストール作業をしてみました。手順に従いインストールを進めて無事に完了しました。一時はどうなることかと思いましたが、とりあえず一安心です。インストール後はライセンス認証を忘れずに済ませておきましょう。
Windows7の初期画面です。
今回の作業で使用した費用を計算してみました。サブPCとして使うようになると思います。
本体 | 2,480円 |
電源 | 800円 |
HDD(送料込み) | 3,200円 |
メモリー | 無料(持っていたもの) |
計 | 6,480円 |
消費税 | 518円 |
合計 | 6,998円 |
スペックに対しての値段としてはどうでしょうか?趣味でやるならいいかな!?というレベルでしょうか。メモリーを2GB→4GBへ増設やCPU交換もしてみたいと思います。
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