ジャンク ノートPC復活(NEC PC-VK26MXZCB)

NEC VearsaPro VK26MX-B

ノートPC NEC VeasaProの復活の備忘録です。今回は2010年生産のWindows7のCore i5モデルです。初期のCore i5ですがスペック的には十分使えると思います。

某オークションで通電OK・起動不可ということで安く落札しました。起動不可という文字が気になりますよね。通電OKなのでなんとかなるのかな!? と思うのは私くらいでしょうか^^;

もし駄目なら部品取りになってしまいますが、ショップでもやってない限り一般人ではガラクタと化してしまいます。

ヒートシンク周りのチェック

さて、ジャンクPCが到着しました。

まずは恒例のヒートシンク周りのチェックですね。バッテリーをはずして裏面の蓋を開け、ヒートシンクをはずします。

右側にCPUが見えます。

シリコングリスが乾いているので綺麗にふき取り新しいシリコングリスを塗りヒートシンクを取り付けます。

後はメモリーを取り付けて、とりあえずBIOS画面に入ります。BIOSでハードウェア情報が見れれば大丈夫だろうという予想です。

NEC VX-Bの内部ボタン電池

品番はML1220、この電池は充電型のボタン電池ですね。市販されているCR1220と同じサイズですが互換性がないため使用できません。

通販などで購入するようになります。

今回は充電式のボタン電池が入っているのでしばらく電源線を挿したまま待ってみることにしました。約15~20分くらいです。

起動確認

とりあえず手持ちのメモリースロットにDDR3メモリーを1枚挿し込んで起動確認してみます。

準備が出来たので電源スイッチON

が・・・まさかのブルースクリーン!!

この時点で不具合が出るのはメモリーの不具合だと思うのですが、まさか相性問題が出るとは・・・。

DDR2の時代はあまり出なかった相性問題ですが、DDR3になり省電力化が進むにつれ僅かな電圧の違いで動かないようです。NECがそんな感じに作っている可能性も捨てきれないですね。

対応メモリー確認

増設メモリーで検索すると対応メモリーがヒットしました。ELECOM EV1333-N4G/ROです。公式サイトだとメモリー1枚14,000円也・・・。まさかこんなことが起こるとは・・・。

参考サイト↓

204pin DDR3-1333/PC3-10600 DDR3-SDRAM S.O.DIMM - EV1333-Nシリーズ
ノートPC、薄型デスクトップPC用増設メモリモジュール。DDR3-1333/PC3-10600に対応した204pin DDR3-SDRAM S.O.DIMMです。従来のDDR2 規格に比べて大幅な高速処理を実現します。

さすがに1枚14,000は厳しいのでAmazonで品番をチェックしてみました。このNEC PC-VK26MXZCBは4GBのメモリー2枚挿しで8GBまで使えます。

困ったときのAmazonという感じでしょうか、売ってました(^^) 1枚半額以下で購入できますね。2枚で10,000円を超えるのでバルク品よりは少し高めなのでしょうか。

【P5E】エレコム EV1333-N4G/RO DDR3-1333 204pin S.O.DIMMメモリモジュール/4GB(EV1333-N4G/RO) 目安在庫=△

BIOS確認

正常に起動してBIOSに入れました。メモリーも8GBを認識しています。

HDDは容量に余裕のある500GBを選びました。

SATAポートが3つありますね。mSATA用のソケットがあるのでシステム用のSSDと、データ用のHDDの2台のせることが出来るのかもしれません。また次回確認してみたいと思います。

とりあえず無事に起動できたので、今回はここまでにします。

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